AGA(男性型脱毛症)という呼び方の治療方法が一般的になったのは、ここ数年です。
薬局でもポスターが貼ってあるのを見かけることもあります。
そもそも、AGA治療ってなんでしょうか。
昔はなかったのに、突然出てきたように思います。禁煙外来もそうですが、病気でないことに対しても病院で治療を受けられるという時代になりました。
薄毛に悩んでいるけど、AGA治療って何してくれるの?と疑問に感じている方のために、分かりやすくまとめてみました。
治療を受けられる病院
AGA治療は専門のクリニックや一部の美容クリニック、一般総合病院の一部の皮膚科で受けることが出来ます。AGA治療で検索すると、専門クリニックはヒットしますので、検索してみてください。
どちらが良いということは一概にいえませんが、クリニックと一般皮膚科だと、処方できる薬や治療で利用できる設備が変わってきます。
クリニックのほうが処方できる薬の種類と治療の設備が整っているという面で、お勧めできます。また、一般の皮膚科は薄毛に悩んでいる方の気持ちに配慮されたところではありません。色々な症状の方が来られるところなのでしょうがないと思うのですが、薄毛に悩んでいる人にとってみると、少し足踏みしてしまいます。
薄毛専門のクリニックに行かれた経験のある方はご存じかと思いますが、それぞれカウンターが区切られていたり、待合室にもそれなりにプライバシーほ保護が施されています。
また、専門治療ということで、親身になって話を聞いてくれるという意味でも、クリニックのほうが行きやすいのではないでしょうか。
ただ、クリニックは保険対象外で設備も充実していることより、費用が高いので、経済面も踏まえて選択したほうが良いでしょう。
どんな治療をしてくれるのか?
まずはインターネットや電話で予約、事前カウンセリング
ネット予約や電話予約でまずは予約しないといけないところがほとんどです。
事前にネットから無料のカウンセリングを行ってくれるところもあるようです。
まずは無料でカウンセリングを受けてからクリニックを決めてみても良いかと思います。
AGA治療専門のクリニックは東京都内や大阪、名古屋などの主要都市が多いようです。
医師による問診・カウンセリング
まずは問診です。専門医による健康状態や生活リズム、家系まで色々なことをヒアリング、頭皮の状態チェックなどを行います。
育毛サロンのようなところと違ってAGAの専門医なので安心です。
カウンセリングについては無料のところもあるようです。
禿げの悩みって独りで抱えて誰にも相談できないし、ぶっちゃけた話出来るのって禿げ同士くらいです。
独りで悩んでたことを他人に話せるって結構ストレスの開放になります。
血液検査で男性ホルモンや遺伝子の検査
血液検査で男性ホルモンや遺伝子などをきちんと検査します。
一般の皮膚科とAGA治療専門クリニックでおこなう治療の大きな違いです。
今までの育毛サロンなどは地肌の状況をマイクロスコープでチェックするくらいだったのですが、血液検査でホルモンバランスなんかもチェックしてもらえます。
医学的根拠を元にきちんとアドバイスしていただけるのは頼もしいですね。
内服薬の処方~治療
月に一回、プロペシア錠、フィナステリド錠などの薬を処方されます。
来院時に毎回頭皮マッサージなどをやってくれるところもあるようです。
治療方法はAGAクリニックによって異なるようで、費用も変わるようですので、各クリニックのサービスはネットで十分にチェックした方がよさそうです。
治療から効果が現れるのはどのくらい?
個人差がありますが、一般的には3ヶ月目からと言われています。
完全に生えるまでは6ヶ月程度とも言われています。
大体30日ずつ内服薬を処方されるので、数ヶ月単位の治療となることは確かです。
内服薬の投薬をやめてしまうと、戻ってしまうという事例もあるようですので、医師と相談しながら長期間の治療になります。
そういった意味で、薬を処方してくれる医師より、親身になって相談に乗ってくれる信頼のおけるクリニックや病院を選ぶことは治療方法より大切なことです。
処方されるフィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルといった薬は個人輸入でも入手することが出来ます。
どんな副作用があるのか?
副作用は男性機能低下が数%
一番多いのが性欲の減退や男性機能の低下です。発表されている限り1年間使用した人の数%だそうです。年齢や個人によって差はあると思うのですが、心配ではありますね。
MSD株式会社によると、頻度不明ながら肝機能障害が出る場合もあるそうです。
服用してはいけない人。
基本的にプロペシアは成人男性のみが使用する薬です。女性には効果はないそうです。男性ホルモンに働きかける薬品なのでそうですよね。
具体的には以下のような方は服用を避けることが望まれます。
- 妊娠中または可能性のある女性、授乳中の女性
男子胎児の生殖器官などに発育障害が起こる可能性があるそうです。 - 肝機能に問題のある人
プロペシアは肝臓で代謝される薬なので、健康診断などで肝機能に問題があると言われている方は使用できません。お酒の飲み過ぎで肝機能が低下しているような人はきちんと医師に許可をもらって服用してください。
治療費はどのくらいかかるのか?
AGA治療にかかる費用を各クリニックの情報からおおまかにまとめてみました。
- カウンセリング:無料
- 初診料:3,000円~5,000円
- 血液検査:3,000円~5,000円
※血液検査は初回と定期的に実施するクリニックがあります。 - 処方薬:3,000円~19,000円程度
※初回は安く、次回処方から値段が変わるクリニックもあります。
ジェネリックから国内承認薬で値段が変わります。ジェネリックの薬を使ったとして、大体月に10,000~30,000円の間でしょうか。
随分値幅がありますが、基本治療に各クリニックでオリジナルの治療があったりするので、月にかかる費用はピンキリです。
ただ、何十万もかかるわけではなさそうです。
確実に生えれば植毛やカツラより安いかもしれません。
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